わたしの好きな。

眠れない夜というのは。

誰にでもありますよね。

はい、私今まさに眠れない夜更新中です。

ホームページの方も更新してたら大分目が冷めてきてしまったのでブログでも書こうかと思います。


今日のテーマは私の好きな小説について。

ツイッターではちらちらと書いていますが、

私は村山由佳さんが大好きです。

初めて読んだのはなんだったかなぁ。

たしかエッセイだった気がする。

図書館で見つけた 表紙がとても可愛い単行本でした。

タイトルは覚えてないんだけど

すごく読みやすくて

自分のことなのにどこか遠くから見てるように感じられて。

素敵だなぁって思ったのを覚えています。

こんな風に年を重ねたいと小学生ながらに思ったのを覚えています。

そんなこんなで村山由佳さんを追いかけるようになり、

若かりし10代になりたての私は「天使の卵」という作品と出会うことになるのです。


アナザーストーリーというか、映像化のための描き下ろし作品も入れると4部作になっていて、

「天使の卵」「天使の梯子」「ヘヴンリー・ブルー」「天使の柩」

の順番で時間が流れていくんだけど、

これがねー、また良く出来ているんです。

ちゃんと登場人物たちが年を取っていくのです。

傷つきながら。傷つけながら。支え合いながら年を取っていくのです。


実はね。読む順番をね。間違えちゃったのよね。

不覚にもシリーズものと知らずに「天使の梯子」から読んでしまったのです。。

バカだねぇ。

でもね、そっちの方が良かったりもして。

ネタバレになるから言えないのだけど、

「天使の梯子」から読んだほうが胸が苦しいと言いますか。

もう嗚咽しながら読んでました、中学生の私。笑

同じ部屋で寝てる姉妹達に眩しいと怒られないように布団の中にライトを忍ばせて。


まだお手に取ってない方はぜひとも読んでほしい。

村山由佳さんの物語は女性ってこんな風に「考えるんだ、思うんだ、感じるんだ」っていう心の描写がすごく勉強になります。

私も女性的な歌詞を書けるようになりたいと思っているんですがね。

まだまだ道は長そうです。

胸がキリキリするような、もういっそ切り裂いてくれというような、

そんなうたを描いてみたいものです。



それでは今日はこのへんで。


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